てんかんの診断基準

てんかんの診断基準

てんかんの診断基準としては、上の図のようなことが言われています。つまり、24時間以上間隔を空けて2回てんかん発作があったら、てんかんと診断されるわけです。非誘発性という用語は何を意味するのでしょうか?それは、体調がいいのに起こる、という意味と考えてもらえればいいと思います。図に書いたように、脳卒中など脳に重大なダメージを起こすような病気の真っ最中にけいれんしても、それは誘発された発作と考えられ、てんかん発作とはカウントしません。例外的に1回の発作でてんかんと診断する場合もあります。興味のある方は医師向けの解説のページをご参照ください。

てんかんの検査

脳波検査

てんかん発作とは脳神経の電気的異常興奮でしたね。その電気成分を頭皮からとらえようとするのが、脳波検査になります。心電図が胸の皮膚を通して、心臓の電気信号をとらえようとしているのに似ています。40分前後かかる痛みはなく、安全な検査です。医師は、脳波の所見をてんかんの診断のヒントとすることがあります。

CT、MRI

CT、MRIは人体を輪切りの形で中身を画像表示できる装置です。みなさん、一度は撮ったことがあるのではないでしょうか?最初にけいれんした場合、救急外来でおそらく頭のCTかMRIを取られるかもしれません。なぜかというと、脳出血や脳腫瘍が原因でけいれんした可能性があるからです。当院にはCT、MRIがありませんので、一度も取ったことがないという患者様は近くの脳外科で撮ってもらい、脳腫瘍などけいれんの原因となる疾患が隠れていないか、検査してもらうと安心です。

血液検査

採血でてんかんの診断がつくことはあまりありません。しかし、てんかん診療において、採血は非常に大事な検査です。それは、抗てんかん薬の血中濃度を定期的にフォローする必要があるからです。てんかん発作を安定して抑えるためにはとても重要な検査となります。

てんかんの診断に大事なこと

それは、目撃情報です。てんかん発作は、基本的に患者様が発作中のことを覚えていないことが多いのです。よって、どういう発作だったのかを詳しく説明してくれる目撃者がいると、正確なてんかん診断にぐっと近づくわけです。当院受診(特に初診)の際には是非、目撃者の方とご来院ください。


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