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心療内科にかかるならこんな医者(心療内科を選択する際にご参考ください)

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当院は大宮にあるという立地上の問題から、人の出入りが激しく、「専門学校に入るために東北の県から引っ越してきた」「就職するから関西に引っ越すことになった」といった患者様が多くおられます。そういった方から、よく聞かれる質問に「他の県に引っ越すんですけど、いい精神科のクリニック知りませんか?」というものがあります。今回、その答えについて私見を述べていこうと思います。

 

■無難な医者とは?

正直、いい精神科医を受診前から見抜くことは不可能です。ただ、私の考えを結論から述べると、「精神保健指定医、精神科専門医のどちらも持っている医者で、怪しい自費診療をホームページでやたら宣伝していないところだったら、どこでもいい。あとは本人との相性」ということです。


▽精神保健指定医?精神科専門医?

精神保健指定医(以下、指定医)は、簡単に言うと、「精神科の強制入院をさせることができる権利を持つ医師」です。指定医なるためにはいくつかの法律にのっとった入院症例のレポートを書いて、国に提出しなければならず、合格率は7~8割ぐらいです。こう書くと簡単そうですが、これがなかなか大変。指定医を目指すのは、精神科4年目ぐらいの若手の先生ですから、レポートを書きやすい患者さんを受け持てるかという運も絡みます。複雑な症例をレポートにすると、審査する偉い先生方も気合を入れて審査することになるので、なるべくなら、よくある病気のよくある経過をたどった症例を書いた方が通りやすい。他にも色々書き出すときりがないのですが、とにかく取ること自体の難易度はそれほどでもないですが、なかなかに面倒なのです。しかし、病院側も指定医がいないと色々と困るので、上級医も若手の先生のレポートを添削したり、と面倒を見てあげることが多いです。
精神科専門医(以下、専門医)はレポートと筆記試験です。合格率は7割程度。レポートはさきほどの指定医ほど厳しくはありません。筆記試験は、それなり(あくまで医者という集団の中でのそれなり)に勉強すれば合格します。ただ、偉い先生方による口頭試問もありますので、気は抜けません。私の経験上は、専門医試験の方が指定医のレポートよりずっと気が楽でした。ちなみに、個人的にはてんかん専門医はこの二つよりはるかに難関でした。機会があったらまたブログに書きたいと思います。

というわけで、普通は若手で精神科医を志している医師なら、指定医、専門医をまずは取得するぞ!というのがおおむね共通認識といってよいでしょう。少なくとも私の同期や後輩でこの二つをいらないと言っている人はごく少数でした。逆に、どちらも持っていない、ということはそれなりの事情を持っていると思います。確かに、指定医、専門医を持っている先生でもあまり評判の良くない先生というのは存在します。ただ、指定医、専門医すら取っていない中堅どころ以上の先生は、なぜあえて若いうちに取らなかったのか、私としてはやや疑問です。もちろん、指定医、専門医を持っていない先生でも良い先生は存在するのでしょうが・・・。

■自費診療?

後は、あくまで精神科に限っての話ですが、自費診療をホームページでかなり宣伝しているところは、行かないほうがいいと思っています。いわゆる自由診療ですね。もちろん、精神科でカウンセリングをやっているところは真面目なクリニックだと思います。それ以外の自由診療をやっているところは、すくなくとも現在の令和7年の価値観だと、あまり保険診療を真面目にやる気がないのではないか?金儲け主義ではないか?と個人的には考えてしまいます。

今回は以上になります。

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